2015年

6月

24日

【SP忠男】ついに装着パワーボックス!【エキパイ】

新車納車から約2年。

ついに念願であったSP忠男のパワーボックスをセローに取り付けました!

性能的には純正でもまだまだ問題無かったのですが、錆がぶしょったくなってきたので交換しました。

最初はサイレンサーがデルタなのでエキパイもデルタのトルクヘッドパイプにしようかなと思っていましたが、浜松のヒョウドウプラスにパワーボックスの現物が展示してあった(これが一番大きな決め手)のと、10パーオフのセールと元々5パーオフの合計15パーオフということでこちらに決めました。

あと純正のヒートガードが流用できる点もポイントが高かったです。

デルタのトルクヘッドパイプも加工すればつくんでしょうが、そのままでは付きそうではなかったので。

しかし、忠男のパワーボックスは純正サイレンサーの使用を前提の設計とのことで、デルタのバレル4Sのサイレンサーに合うのかとても不安でした。

決断するのに時間がかかった一番の理由はこれ。

そしてSP忠男にメールで確認しました。

その時の返信メールの一部がこれ↓

>●ご質問

≪ 純正のサイレンサー前提での設計でしょうか?
現在、デルタのサイレンサーをつけてますが相性などありますでしょうか?≫

→純正サイレンサー以外は弊社では未確認ですので誠に申し訳ございませんが
性能や取り付け状態に関しまして明確にはお答え致しかねます。

しかしながら以前に DELTA バレル4 を付けていらっしゃる方とお話しさせていただいた事がございますが、
差し込みがきつく、苦労したものの何とか取り付けできたそうです。
(差し込みの深さ、キツさ等はバラツキがあり、何かしらの工夫は必要な様です。)
走りに関しましては、トルク感やトラクションのかかり方、滑らかさなどについてとても喜んでいらっしゃいました。
(弊社ではテストは行なっておりませんので保証は出来ませんが・・・。)

 

とのことです。

要するに、わからないってことです。


↑パワーボックスとデルタバレル4Sとの接続部

 

取付は浜松のヒョウドウプラスでお願いしました。

理由は上のメールにもあるように、デルタとの相性で取付が面倒くさくなりそうだったのと、排気系は騒音がでるため、ただでさえご近所さんに白い目でみられているのに更に見られるのは嫌だったためですw

デルタとの相性でハマり作業になれば1時間30分以上はかかるかもと言われていたのですが、時間は50分くらいでした。なので比較的スムーズにできたのではないでしょうか。

愛想のないメカニックでしたが腕はあるようです。

POWER BOX!!

こうやってみると太鼓の部分とクリアランスは結構ギリギリなんですね。

 

で、肝心のインプレッションというか軽いレビューですけど、トルクが全域で広くなったのを体感できました。(あくまで広くなったです。太くなったとは違うと思う)

トルクバンドが広くなった?という表現があってるのかわかりませんが、1速あたりの守備範囲が広くなった。

その結果、4速から5速のつながりがよくなった。

セロー250って4から5ってギア比が結構離れてますよね。

5は高速道路巡航のオーバードライブ用という設定だと思うので仕方がないと思いますが、各ギアのトルクバンドが広くなった為、繋がりが良くなったと感じます。


あと気になるのが、高速道路での巡航性能ですよね。

これはまだ高速を走ってないので走ったら感想書きます。

そして排気音が静かになった。これが不思議だった。

デルタのサイレンサーの消音材が劣化してきている為か、乗る度に音量がデカくなっていく気がしてたので一旦リセットされた感じです。

そして重低音がでるようになった。

まるで排気量を30~50ccほどボアアップしたような印象です。

排気の流れ1つでこうも変わるんだな、面白いですね。

調べてみたらこんなデータがありました。

静かになるんですね。

この手のパーツってうるさくなるイメージしかなかったので驚きです。

悪くなる部分が見当たらないので純正で採用したらいいのにって思いますね。

ただコストがあがりますねw

この立派なパイプどうですか!頬擦りをしたくなるほど美しい。

錆びていないって素晴らしい!

だんだんとこれから焼き色がついてくるのでしょうか。

正直、この見た目だけでも変えた価値があったと思っています。

おまけで、パワーも向上するんですから儲けものですよね。

 

良いところばかり上げると、胡散臭い営業マンのようなので、あえてネガティブな意見を上げるとすると、上の写真のこの部分。

走行直後は純正と比べ物にならないくらい熱を帯びます。

間違っても触らないように。グローブの生地が一瞬で溶けます(経験談)w

とある筋の情報によると、夏はここから熱風が足に流れてくるらしいです。

どれくらい影響があるのかこれから体感してみないとわかりませんが、多分騒ぐほどのことではないでしょう。

悪い点(?)をあげるとしたらそんなもんですかね。


あとよく言われるパワーボックスのチリンチリン音ですが、言われなければわからないくらいですね。

サイレンサーも変えてるから余計に聞こえにくいってのもありそうです。

意識すれば確かに鳴ってるときもあります。(べつにそこどうでもいいですがw)

 

そういってみれば、ノーマルの錆びたエキパイはとくに確認されることなくヒョードーに処分されてしまったな… 別にいいけど確認くらいしてほしかった。

 

動画じゃ伝わりにくいかもしれませんが排気音を撮ってきました。↓

動画でみると結構チリンチリンいってますねw

より歯切れよいサウンドになりました。

 

そんなこんなで変えて大正解でした!オススメできるパーツです。

正直、乗り味がマンネリ化していて、バイクに乗る楽しさみたいなものがすっかり冷えきっていたのですが、また僕のバイク魂に火をつけてくれました。

無駄に走りたくて仕方がないですw


本当に、気持ちイー!(^q^)


かかった費用は取付工賃、税込みで23000円でした。

値段考えると下手にサイレンサー変えるよりよっぽどコスパ高いですね。

次、また新車でセローを購入したとしたら、サイレンサーは置いておいて、パワーボックスだけは納車の時点でつけてもうらうかな。

今回僕が買ってしまったので次いつ入るのかわかりませんが、静岡エリアで気になる方はたまに浜松のヒョウドウプラスを覗いてみるといいと思います。買う時は10パーオフデーを狙ってくださいねw

 

おわり。

 

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